扁平乳頭(扁平乳首)治療とは?扁平乳頭(扁平乳首)治療とは?

陥没乳頭(陥没乳首)とは、バストが成長するにつれて乳首がバストの内部に埋もれてしまった状態です。 母乳は乳腺で作られ、乳管という通り道を通って、乳首の先から出るものですが、 陥没乳頭は乳管の周りが何らかの原因で線維化して縮んでしまい、バストの成長に対して乳首が成長を妨げられたために、乳首が埋もれてしまった状態です。

扁平乳頭(扁平乳首)治療とは?

この陥没乳頭を、ある程度くびれや高さがある乳首に形成するのがこの手術です。 陥没乳頭は見た目の問題だけでなく、授乳をする状況になった時に、上手く授乳ができなくて乳腺炎を引き起こすことがあり、また授乳しなくても炎症を起こして悪化しやすいので、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

扁平乳頭(扁平乳首)治療とは?

治療治療

陥没乳頭は、乳管の周りの線維化の程度によって重症度が異なり、手術方法が変わります。

・軽症
乳首を容易に指でつまみ出すことができるが、しばらくすると埋もれてしまう状態。

・中等症
乳首を何とか指でつまみ出すことができるが、離すとすぐに埋もれてしまう状態。

・重症
乳首を指でつまみ出すことができない状態。

当院では、軽症や中等症の場合はTeimourian法という方法や、それをアレンジした方法で治します。重症の場合は酒井法という手術法で治します。左右どちらの場合でも問題なく治療でき、片側の乳頭とのバランスを見ながらデザインして形成します。医師がご希望をお伺いし、状態を診察させていただいた上で、最適な方法をご提案いたします。

手術の痛み

手術は常に無痛にしてから行いますから痛くありません。痛みを感じるとすれば、麻酔の時ですが、当院のバストトップ形成の麻酔はナノニードルという、極細の注射針で行うので、通常の麻酔よりも痛みが非常に少なくなっています。 それでも心配な方には、笑気麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔(無痛麻酔)をオプションで追加することもできます。

手術後の通院・生活

手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合がありますので、痛み止めの内服薬を処方しております。麻酔が切れる前に内服して、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。 患部はガーゼで保護しますが、その上から締め付けの少ないブラジャーをお使いいただけます。

患部を保護するガーゼは手術の翌日に外し、以後、石鹸を使いシャワーで洗い流すことができます。微量の出血が数日程度続く場合があるので、シャワー後に交換用のガーゼを患部に当ててお過ごしください。

日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。シャワー浴は翌日から可能、湯船の入浴は1週間後から可能です。

飲酒や運動は1週間控えてください。乳首への強い刺激は1ヶ月間程度避けるようにしてください。 1週間後に抜糸の通院があります。

陥没乳頭の悩み Q&A

Q1乳首がなぜ扁平になるのですか?
A乳首の内部には乳管という母乳が通るパイプが通っています。その乳管の周りが線維化することで乳頭が縮んで、乳首がバストの内部に埋もれてしまった状態です。
Q2陥没乳頭の修正手術をした後に、症状が再発することはありますか?
A炎症や手術後の再発を繰り返した重症の陥没乳頭の場合は、手術後に症状が再発する可能性があります。当院では再発しないように十分配慮して手術方法を選択していますが、それでも万が一症状が再発した場合には、さらに再発しにくい手術方法に変更して再手術を行うことも出来ます。ただしその場合は確実に再発を予防するために、乳管を切らざるを得ない場合もあります。(その場合は、手術後に授乳できなくなります。)
Q3扁平乳頭の修正手術の傷跡は目立ちませんか?
A乳首はもともと傷の治りが良く、傷痕が目立ちにくい部位です。また、美容外科・形成外科の認定専門医が丁寧に施術しておりますので、心配ありません。
Q4扁平乳頭の修正手術をした後に、どのくらいで仕事復帰できますか?
A事務仕事や家事程度であれば、翌日から普通に仕事復帰できます。 汗をかくようなお仕事の場合は、加減すれば翌日からでも可能ですが、可能なら数日程度回復を待ってから復帰としたほうが良いでしょう。
Q5扁平乳頭の修正手術をした後に、不感症になる心配はありませんか?
A切除縫合した部分が、一時的に感覚が鈍くなることがあります。傷が癒えるにつれて元の感覚に戻るので、ご安心ください。
Q6未成年ですが手術できますか?
A手術同意書のご記入などにより保護者の同意が確認できれば手術できますが、 原則として保護者の方とご一緒にカウンセリングを受けるようにしてください。
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