バストトップ/乳頭・乳輪の形や色など、バストのお悩みは、誰にも相談しづらいものです

副乳とは?副乳とは?

人は通常乳房や乳首が左右一対だけですが、犬や猫などの動物にはたくさんの乳房や乳首があります。人も哺乳類ですので、進化の名残として、稀に乳房や乳首が複数できる場合があり、日本人でも10人に1人程度はこの副乳があると言われています。この本来のバスト以外の位置にできた乳腺や乳首を副乳といいます。 副乳は、わきの下~乳頭~脚の付け根のライン上にあります。左右同じ位置に一対の場合もあれば、片側だけの場合もあります。

大きさは一般的には小さく、本人でも気がついていないことも多いですが、まれにかなり大きな乳頭として存在する場合もあります。副乳は特に悪いものではなく、ほっておいても問題ないのですが、気になる場合は簡単な手術で除去することができます。

扁平乳頭(扁平乳首)治療とは?

治療治療

副乳が乳首や乳輪だけの場合は、イボやホクロを切除するような要領で切除して、丁寧に縫合します。乳腺もある場合には、皮膚切除に加えて乳腺もくり抜いて除去します。くり抜いた部分が陥没しないように修正して、皮膚を丁寧に縫合します。

手術後の通院・生活

手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合がありますので、痛み止めの内服薬を処方しております。麻酔が切れる前に内服して、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。 患部はガーゼで保護しますが、その上から締め付けの少ないブラジャーをお使いいただけます。

患部を保護するガーゼは手術の翌日に外し、以後、石鹸を使いシャワーで洗い流すことができます。微量の出血が数日程度続く場合があるので、シャワー後に交換用のガーゼを患部に当ててお過ごしください。

日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。シャワー浴は翌日から可能、湯船の入浴は1週間後から可能です。

飲酒や運動は1週間控えてください。乳首への強い刺激は1ヶ月間程度避けるようにしてください。 1週間後に抜糸の通院があります。

副乳の除去手術 Q&A

Q1副乳の除去手術をした後に、症状が再発することはありますか?
Aきちんと切除しますので再発の心配はありません。
Q2副乳の除去手術の傷跡は目立ちませんか?
A傷痕は初めのうち赤みがあり、若干色素沈着する場合もあります。最終的には目立たないごく小さな跡程度に治ります。美容外科・形成外科の認定専門医が丁寧に施術しておりますので、ご安心ください。
Q3副乳の除去手術をした後に、どのくらいで仕事復帰できますか?
A事務仕事や家事程度であれば、翌日から普通に仕事復帰できます 汗をかくようなお仕事の場合は、加減すれば翌日からでも可能ですが、可能なら数日程度回復を待ってから復帰としたほうが良いでしょう。
Q4未成年ですが手術できますか?
A手術同意書のご記入などにより保護者の同意が確認できれば手術できますが、 原則として保護者の方とご一緒にカウンセリングを受けるようにしてください。
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