目の下が少しふくらんでいるが、目の下と頬の境目の凹み(溝)があまりない、比較的くま・たるみが軽度の方に適した治療です。下まぶたの裏側(結膜)から、ふくらみの原因となっている脂肪を一端取り出し、目の下と頬の境目の凹みに注入。脂肪の定着を良くするため、脂肪は細かくカットする加工を施します。一旦 取り出した脂肪をもう一度入れるというのは、一見無駄なように見えますが、たるみの原因になっている脂肪を取り除きつつ、凹みになっている部分をその脂肪 で埋めるという一石二鳥を狙った治療です。注入できる脂肪が多くないので、たるみが強く出ている方には適しません。
当院の脱脂リポ法の手術手順
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1
まぶたの裏側(結膜)に局所麻酔(点眼麻酔、浸潤麻酔)をした後に、レーザーメスで結膜を切開します。レーザー光線は切開と止血を同時に行うことができるので、出血がほとんどありません。誤って眼球にレーザーが当たることがないように、眼球は保護して行います。
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2
取り出した脂肪を切り、レーザーメスで確実に止血します。
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3
定着を良くするために、取り出した脂肪を細かくカットする加工を施してから、注入用の脂肪を作り、これを注入用の注射器に入れます。
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4
注入用の脂肪を、目の下と頬の境目の凹みに慎重に注入します。両側で合わせて0.5〜1ml程度が注入できます。注入する脂肪は自分自身の身体の組織なので、アレルギーや拒絶反応もなく定着させることができます。
脂法リポ法の治療経過
まぶたの裏から脂肪を取るので、傷は残りません。腫れは2〜3日程度で、手術当日から洗顔・お化粧・入浴ができます。ただし長時間の入浴は避けてください。
治療後数日から1週間程度、涙に血液が混じったり、目やにが増える場合があります。
脂肪を注入した針の跡は数日〜1週間程度で消えます。
コンタクトレンズは1週間後から使用できます。
脂法リポ法の料金
手術方法 | 手術料金(税別) | 手術時間 |
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経結膜脱脂法 | 35万円 (モニター料金25万円) |
40分程度 |